年齢階級別退院患者数
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年齢区分 |
0~ |
10~ |
20~ |
30~ |
40~ |
50~ |
60~ |
70~ |
80~ |
90~ |
患者数 |
0 |
14 |
25 |
35 |
97 |
117 |
208 |
391 |
467 |
196 |
平成29年度に当院を退院された患者さんを10歳刻みの年齢別で表示しています。
全国的に高齢化が進んでいますが、当院においても70歳以上の患者さんの占める割合は68%になります。地域の高齢化や施設入所されている患者さんが多いためと考えられます。
当院の特徴として、急性期、回復期、慢性期と高齢で入院されてもしっかりとした医療の流れを提供できることが挙げられます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
※平成29年度はDPC対象病院ではないため集計できず。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
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|
初発 |
再発 |
病期分類
基準(※) |
版数 |
Stage I |
Stage II |
Stage III |
Stage IV |
不明 |
胃癌 |
2 |
0 |
1 |
0 |
3 |
1 |
1 |
7 |
大腸癌 |
1 |
3 |
3 |
4 |
3 |
0 |
1 |
6,7 |
乳癌 |
– |
– |
– |
– |
– |
– |
– |
– |
肺癌 |
1 |
0 |
2 |
6 |
0 |
3 |
1 |
6,7 |
肝癌 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)を病期(ステージ)ごと集計したものです。
病期分類は、①癌の大きさと進展度 ②所属リンパ節への転移 ③遠隔転移の有無により各癌をⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)のステージに分類するものです。
当院では、大腸癌と肺癌が約75%を占めています。健診センターで内視鏡を行い、その後ポリープ切除を行うことにより検体から癌と診断されるケースが多くなっています。
※厚生労働省の病院情報公表の集計条件に基づいて患者数が10未満のものは-(ハイフン)にて表記しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
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|
患者数 |
平均
在院日数 |
平均年齢 |
軽症 |
20 |
8.60 |
62.00 |
中等症 |
100 |
33.53 |
85.88 |
重症 |
– |
– |
– |
超重症 |
– |
– |
– |
不明 |
– |
– |
– |
通常の社会生活を送っている方が微生物に感染して起こしてしまう肺炎を「市中肺炎」といいます。
重症度分類はA-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記されます。
軽症の平均年齢は62歳で在院日数も短いのに対して、中等度になると平均年齢は80歳を超えており、在院日数も長くなっています。対処療法、リハビリテーション等を早期から積極的に取り入れ、合併症を防ぎ早期退院に努めています。
※厚生労働省の病院情報公表の集計条件に基づいて患者数が10未満のものは-(ハイフン)にて表記しています。
脳梗塞の患者数等
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発症日から |
患者数 |
平均在院日数 |
平均年齢 |
転院率 |
3日以内 |
115 |
78.39 |
75.44 |
5.08 |
その他 |
3 |
16.33 |
70.67 |
0.00 |
当院は急性期から回復期、慢性期といったケアミックス病院であるため、救急医療からの3日以内の発症がほぼ全てを占めており、早期にリハビリテーションを行い、継続的に回復期病棟、慢性期病棟でリハビリテーションを行っています。救急医療、近隣の医療施設からの紹介が多く、緊急の血栓回収手術にも対応しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
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外科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均
術前日数 |
平均
術後日数 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用 パス |
K7211 |
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満) |
57 |
0.23 |
1.23 |
0 |
67.68 |
|
K634 |
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) |
28 |
0.25 |
2.39 |
0 |
66.75 |
|
K672-2 |
腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
22 |
4.36 |
4.82 |
0 |
59.32 |
|
K718-21 |
腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) |
16 |
1 |
6.06 |
0 |
50.31 |
|
K654 |
内視鏡的消化管止血術 |
12 |
1.17 |
10.75 |
8.33 |
73.42 |
|
内視鏡下の手術と腹腔鏡下の手術が多く見られます。ポリープ切除術は内視鏡検査にてポリープが発見された場合、癌化する可能性のあるポリープが主に対象となります。
鼠径ヘルニア手術や虫垂切除術については、入院してから手術までの日数が比較的早く、手術後も早期に退院しています。早期在宅復帰のために、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂切除術の症例では、開腹手術ではなく積極的に腹腔鏡下手術を行っています。
整形外科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均
術前日数 |
平均
術後日数 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用 パス |
K0461 |
骨折観血的手術(上腕) |
45 |
4.96 |
40.73 |
2.22 |
83.76 |
|
K1426 |
脊椎固定術、椎弓形成術、 椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む)(椎弓形成) |
28 |
2.75 |
17 |
0 |
68.11 |
|
K0821 |
人工関節置換術(股) |
23 |
1.96 |
39.74 |
0 |
75.61 |
|
K142-4 |
経皮的椎体形成術 |
19 |
4.53 |
17.11 |
0 |
81.47 |
|
K0811 |
人工骨頭挿入術(股) |
17 |
4.41 |
44.76 |
5.88 |
80.18 |
|
整形外科での手術を受けられる患者さんの平均年齢は77歳と高齢であり、寝たきりや転倒などによる上腕、胸腰椎、大腿の骨折が多く見られます。
術式としては、髄内釘での固定術、人工骨頭の挿入術などを行っています。脊柱管狭窄症などに対しては椎弓形成術や脊椎固定術などを行い、圧迫骨折に対してはセメントを使用した経皮的椎体形成術を行っています。どの症例も術後は早期にリハビリが介入し、早期在宅復帰へ取り組んでいます。
脳神経外科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均
術前日数 |
平均
術後日数 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用 パス |
K164-2 |
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 |
17 |
1.41 |
17.35 |
11.76 |
83.88 |
|
K1643 |
頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) |
– |
– |
– |
– |
– |
|
K1771 |
脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) |
– |
– |
– |
– |
– |
|
K1492 |
減圧開頭術(その他の場合) |
– |
– |
– |
– |
– |
|
K166 |
脳腫瘍全摘術 |
– |
– |
– |
– |
– |
|
最も多い手術は慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術です。開頭血腫除去術やクリッピング術も行っています。
当院では脳血管リハビリテーションにも力を入れており、より良い状態で在宅・社会復帰できるように運動麻痺だけでなく高次脳機能障害など様々な後遺症の軽減に発症早期から対応した治療を行っています。
※厚生労働省の病院情報公表の集計条件に基づいて患者数が10未満のものは-(ハイフン)にて表記しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC |
傷病名 |
入院契機 |
症例数 |
発生率 |
130100 |
播種性血管内凝固症候群 |
同一 |
– |
– |
異なる |
– |
– |
180010 |
敗血症 |
同一 |
7 |
0.46 |
異なる |
1 |
0.07 |
180035 |
その他の真菌感染症 |
同一 |
– |
– |
異なる |
– |
– |
180040 |
手術・処置等の合併症 |
同一 |
34 |
2.22 |
異なる |
– |
– |
入院契機の「同一」・「異なる」の区分は入院の契機である疾患(入院のきっかけになった傷病)と、入院中の主な治療目的の疾患が同一であるか否かというものです。
手術・処置等の合併症が入院契機と同一であるのは、他院からの紹介で受け入れをしている透析シャント閉塞や狭窄などがあります。
細心の注意を払い行った手術や処置等でも、一定の割合で感染症などの合併症は発生してしまいます。完全に防ぐことはできません。起こり得る合併症については事前に可能な限り患者さんに説明した上で同意をいただき、発症が最小限になるように努めています。
※厚生労働省の病院情報公表の集計条件に基づいて患者数が10未満のものは-(ハイフン)にて表記しています。