災害拠点病院の指定を受けた当院で災害看護のプロとして働く!
DMATとは
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チーム”Disaster Medical Assistance Team”の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
DMATナースになるには
災害拠点病院に勤務する看護師が対象となります。DMATを統括する国立病院機構災害医療センターで2日間の日本DMAT隊員養成研修を受け、合格することが必要です。
災害拠点病院としての役割
平成26年(2014年)2月、当院は山梨県より地域災害拠点病院の指定を受けました。同拠点病院を民間病院が担うのは珍しく、徳洲会グループでも初めてです。山梨県の地勢上、災害時に当院が果たす役割は大きく、ヘリポートの新設や、備蓄の増強、また、厚労省が運用するEMIS(広域災害救急医療情報システム)に加入し、全国の行政や医療機関、消防・保健所などと情報共有できる環境を整える等、体制の強化を図っています。
当院のDMATナース
現在看護師5名がDMAT隊員として活動しています。
DMATナースの研修
技能維持のため3年間に2回の必須研修がありますが、その他にも年4~5回の訓練や研修に積極的に参加し、いざという時に地域医療を支えられるよう日々研鑽しています。